さて、今日は何を話していこうかな。
あんまり愚痴っぽくなってはいけないからね。
前回とかは「10年たってみたけど、自分と社会とのずれ」という話と
「優しさってどこまでやるべきか、いい人でい続けるのも正直しんどいよね」っていう話でした。
皆さん、いいねをありがとうございました。
これは最近、今年に入ってから考え始めたことです。
僕もそれなりの年齢になってきたので、
「年相応の人格が形成できているのか?」というのが、少し心配になってきました。
きっかけは、美容室を1人でやっている現場での出来事です。
現場では常に何かしらの問題が発生します。
それを解決していくのが仕事だと、大先輩もおっしゃっていました。
僕が感じた問題の一つを挙げるとすれば、「自分の見た目や振る舞い」が原因で起きたことです。
自分では意識がないのですが、お客様から「優しそう」「怒らなさそう」と
言われることが増えてきました。
あるとき、「じょんさんって怒ることあるんですか?」と聞かれて、正直驚きました。
僕だって人間なので、喜怒哀楽があるはずなのにぃ。ぷんぷん!!
そんなふうに見られていることに少し違和感がありました。
それくらい穏やかな性格に見られているというのは良い面もありますが、
一方で「この人は何をしても怒らない」と誤解されてしまうこともあります。
その結果、ちょっと困った事態になることもありました。
怒らない=何でも許す、というふうに受け取る方が一部いらっしゃったんですね。
これはのちに大きな問題になってきたりするんですね。
また話は変わりますが
店を始めた当初は、価格を少し下げていたこともあり、いろんなお客様が来てくださいました。
ただ、僕のカットのスタイルが
大手サロンの教育プログラムとは少し違う部分があって
「普通の感じで」とお客様からオーダーされると、
僕の中の「普通」とはズレがあることもありました。
お客様からは「何か違う」と言われることもあり、そこに悩みも感じていました。
差別化を意識しなくても、自然に差別化されているという状況ですね。
それもあって、価格を見直したり、「どういうお客様をお迎えしたいのか」ということを
今に至るまで考えるようになりました。
できれば、僕の思想としては、民主主義的な観点から、あらゆる人に貢献したいと思っています。でも、時にはそれが逆に社会の役に立たない方向になることもあって難しいですね。
いわゆるジレンマですね
自分の意見もちゃんと伝えていかなければ
優しさに付け込まれて、理不尽なことを言われることもあります。
いろいろ考えないといけないですね。
今日は少し話が長くなってしまいましたが、ざっくり言うとそんな感じです。
また今後、より詳しく話していこうと思います。
今日は軽く触れただけですが、またよろしくお願いします。では、バイバイ。また見てね〜。